何が違うんだろう
MacBook air、そろそろ発売みたいですね。ヨドバシカメラで見ることができました。
MacBook Air - Apple(日本)
こういうのを見ていると思うんです。日本の企業って、魅せるのがへただなぁって。僕は2002年にDynaBook SS2000を買ったことがあるので分かるんですが、薄さなら問題なく日本のメーカーでもできたのですよ。しかも、今ではなく、ずっと昔にね!!2002年当時、DynaBook SS2000はB5のノートと同じぐらいの大きさだったので、とてもびびった記憶があります。
DynaBook SS 2000
でも、魅せられたかっていわれると全然そんなことなくて、MacBook Airの方が100倍魅せられます。じゃあどうしたら魅せ方が向上するかを必死に考えるために、DynaBook SS2000が魅せられなかった点を挙げていきたいと思います。
- ユーザにとってもろさがある
すごくもろいかといわれると毎日持ち運んでも大丈夫なぐらいは頑丈でしたが、じゃあ長持ちしたのかといわれるとたいしたこともなく。2年半の寿命。故障率は高い商品だったろうというのは想像できる。購入して半年もするころには、液晶とキーボードが閉じたときに接触していたせいで、液晶にキーボードの跡が残ってしまったりしていい状態ではなかった。ユーザからするとちょっとちゃっちい印象は強い。
- 必要なものがない(光学ドライブがない)
当時、CD-ROMドライブがないことは致命的でした。今ならば色んなメディアがあるし、ネットワークも便利になったので何とでもできますが、当時は絶対にがまんできませんでした。しかも、東芝純正のドライブじゃないと色々問題を起こしたりしてくれて、これは本当に悲しかった。
- 存在意義があいまい
モバイルに過度な期待は禁物・・・とはいえ、持ち運んで使う意味もないかもしれないぐらい全体的には貧弱だった。ドライブがないからデータのやり取りもできなかったし、もっていってもネットワーク環境(有線LAN)がなきゃ何もできない。当時では、何に使えばいいのか意味分からん商品だったといえるでしょう。ただの無駄に高い端末だったんだもん。
あ、なんかいいまとめになってきた。そう考えると、MacBook Airに関して上記項目を考えてみると、次のようになるか。
- ユーザにとってのもろさ
MacBook Airは、満を持して今出す商品。2002年当時からすればもろさはかなりなくなっているのではないか?
- 必要なものがあるか
SSD、無線LANなど、ユーザにとってほしいものが取り揃えられてると考えられる。でありながら、PCとしてのスペックも高く、十分利用に価する。
- 存在意義は何か
今のモバイルPCとして、存在意義がある。モバイルPC選択候補として、今最も筆頭にあがるのではないかと思います。松下とかLenovoあたりもいいラインだと思いますが。
これが全てではないと思います。デザインもMacBook Airの方がいいし。でも、日本のメーカーでできること、考えられることといったらちょうどこの辺りなのかなぁなんて思いました。書きながら考え出したんだけども。