僕なんかすぐやめちゃうたちだからなぁ

転職って発想は、もしかすると出てこなかったのかも?

この「ロスジェネ」って言葉、「ロスを生成する」にどうしても聞こえてしまうのだけど、それはさておき。

一つ聞いておきたいのは、なぜこの入社二年目の時に辞めなかったか、ということ。
404 Blog Not Found:自己責任から自己権利へ

考えてみると、やめることや代替手段を考えることを教えない社会ですね。日本は。小学校、中学校では部活動をやめられない。やめたらなぜか内申書内申書が悪いと高校進学に影響。高校からはそうでもないけど、部活動や生徒会なんかでやめられないことが普通になっている気がする。
そういえば、小学校の図工系部活で木刀を作れなくて*1お前は長続きしないと僕も同級生みんなに笑われたっけ。


僕はすぐやめちゃったりあきらめたり楽しようとしたりするくせがあったせいか、大学ではサークルを2、3年*2でやめちゃいました。みんなと仲良かったんだけど、それでも人間関係は難しかった。周りの人が働かないので僕が仕事をこなしていたんだけど、それを理解せず当然とする人もいたりして・・・それが嫌になってサークルはやめてしまった。長続きしない性格なのです。もしも、syncさんのように会社で嫌なことがあったらすぐやめちゃうでしょうね(苦笑)


幼いころからやめることや代替手段を考えることを教わらなかったせいで、今の状況に適応することばかり考えてしまうのじゃないのかな?無理なものはやっぱり無理なんですが、がんばれば何とかなると思っちゃうというか。彼らは権利といっても何の権利があるのか分からないというか、そういうことを考えないというか。ゲームで言うと、正攻法をがんばっちゃうというか、FF5でレベル5デスを使えると知らずにボスを倒そうとがんばっちゃうというか。きっと、僕らよりも純粋で純朴な方なんだと思います。


本当は、嫌なことは嫌だと思うはずで、そういう感覚を大切にさせる教育というか、自由にさせる教育が大切だと思う今日この頃です。そうすれば、もっともっと早いうちに転職できたんだろうなぁと思うんです。

*1:木材を木刀の大きさに切るところまではできたんだけど、やすりがけみたいな作業がどうしても長続きしない。単調な作業がまんできなかったのです。

*2:仕事を押し付けられて長引いた