オープンソースについて

これは、以前にも日記で書いたのですが、オープンソースは思っている以上に曲者です。以前書いたように発足された当初からコミュニティ自体が曲者であったり、そこにいる人達が曲者だったり、オープンソースが最新技術使ってるとは限らなかったり、率先して情報を与える人間にならなければコミュニティで満足する地位にはつけないのにそれに対するリターン(人によるので定義しない)がかえってくるとは限らないなど曲者要素満載です。

そこで、勝手ながらオープンソース入会退会リテラシーを作成してみました(笑)

  1. 自分を信じてやってみよう
  2. 入会する時には、十分注意する
  3. 人生をうずめている人を愛せるか
  4. 不幸だと思ったら、すぐに距離を置く
  5. でも、やめるのはもったいないかも?
  6. 決してオープンソースとコミュニティと人を攻めない
  1. 自分を信じるべきなのは間違いありません。それのない人に、自発的なコミュニティは無理でしょう。
  2. 入会する時に注意するのは、自分の基準に合わないコミュニティに入らないようにするためです。自分の志向する技術と違う、人と相性がよくないなど色々あります。オープンソースは、人を増やすために「意図的に」間口が広くしてあります。誤って入りやすいはずです。思っていたのと違うと後でわめき散らさないためにも、自分が注意しましょう。
  3. リーダーとの相性はとても重要です。他の全ての人と相性がよくても、やっぱリーダーは重要です。リーダーがどうしても合わないなら、スルーを決め込むか、それができないなら排除するか、自分が辞めるかです。しかし、排除は思った以上に難しいと私は考えています。あなたが辞めるのが排除よりベターです。より相性のよいコミュニティに移動するのがベターでしょう。
  4. 不幸だと思ったら、距離をおきましょう。人間、細かいことで嫌になるものです。あなただけではありません。大丈夫、安心していいです。ですが、そういうときにはきまってひどいことを自分にも他人にもしてしまうものです。その点、オープンソースでは一旦距離を置いて休むことが簡単に出来ます。出戻りがとても簡単に出来ます。安心して、休んじゃいましょう。なんていっても、それで食ってるんでなければやめちゃってもいいんですからね。休んで作業が進まないことを誰も責めたりしません・・・いや、責められますけど、あなたに被害がないんだから、休んじゃえばいいんですよ!!
  5. 色々な点を考えてみても、やめるのはもったいないでしょう。人と合わないから、技術的にだめだったから、人気が出ないからなど色々な理由がやめる理由になります。しかし、時とともにそこで手に入れたものが結構できてしまうと思います。それまで失うのはもったいない。なので、そろりそろりと活動を休めて、そろりそろりと復活可能にしておけばいいんです。やめるんではなく、休むんです。冨樫がそうじゃん!!本当はやめるかもしれなくても、それぐらいのうそはついてもいいと思いませんか?
  6. 決してオープンソースとコミュニティと人を攻めないのは、あなたのためです。利害がない世界でまで、「いたずらに」責めることもないでしょう。あなたはいつでも出て行けるし、気づかないうちに嫌いな奴は出て行ったりします。また、長くコミュニティに所属しているあなたが人格の優れた人だと認識されるのは重要ですし、そう見てもらえるのはとても居心地がいいものです。気長にいるのがオープンソースでは重要です。でも、「あいつは何を言っても大丈夫」みたいに舐められないように、素敵な突っ込みはしましょうね。