SIerはこちこちよね

SIerの研修だけで感じる絶望感を胸に抱きながら、毎日過ごしております。何もしないんじゃだめだと思っているので、少しずつ同期(特に無垢で技術に興味持ってそうな人w)の人に情報を出していたり(洗脳していたりw)するんですけどね。

遅かれ早かれ今のシステム開発スキームは破綻する時が来ると思うし、むしろ早く来てしまえと思っているぐらいなんだけど、大きな会社はどこも「誰がやっても同じものを作れる」ことを目指しているように思う。そんなの無理でしょ。誰がやっても同じ結果を作ることは出来ても、誰がやっても同じロジックになるとは到底思えない。それはあたかも、あるテーマに沿った文章を一語一句同じで書いて来いと言っているようなもの。無理に決まっている。同じものを作らせたいと言う願いの裏側にあるのは、誰がいじっても変なバグが起きないようにするということだと思っていて、改修が簡単になって品質も落としたくないということが目的だと思う。それが満たせるなら別に同じやり方である必要はないじゃん。必然性が無い。


こういうことを考えていると、やっぱり内製回帰すべきじゃないかと思います。
http://d.hatena.ne.jp/gothedistance/20080410/1207832176

このエントリの本質的な話ではないかもしれませんが。ひとつだけ。
システム開発スキームが変わるのは間違いないと思います。ですが、現状に目を向けると、内製回帰までの道のりには、すごく大きな壁があります。下請けの人たちに死んでもらわないといけない。技術力のない人を一掃して、最終的には社内の人間まで殺し続けなければならない。これを、一体誰がやってくれるのか。自分たちにできるのだろうか。考え始めると途方にくれてしまうのです。うばー、もうだめじゃん、みたいに。


手始めに何をしたらいいのか。そこで途方にくれてしまう。今の僕に出せる結論は、すごく長いスパンで会社を変えていくということ。まあ、会社を変えるとまでは言わない。自分の周りだけでも違うことができるようになればいいと思っています。


ブロガーたちが意見を出し合えば、もっと建設的で銀の弾丸になる意見も出てくるかなぁ。


こんな大口叩いてるけど、目の前のことに必死で周り見えてないのですよwほんとwww